人名漢字の変遷

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赤ちゃんの名前の選択範囲
昭和23年1月1日
「当用漢字表」からのみ選択できた。

昭和26年
「人名用漢字表」が登場。

「当用漢字表」および「人名用漢字表」から選択。

昭和56年10月
「当用漢字表」「人名用漢字表」に入っていた難解な漢字を「人名用漢字許容字体」として独立させる。それと同時に、「当用漢字」「常用漢字」と呼ばれるようになった。

「常用漢字表」「人名用漢字表」「人名用漢字許容字体表」から選択。

平成16年9月
「人名用漢字許容字体」という名称を廃止し、それまでの「人名用漢字許容字体」をすべて「人名用漢字表」に移す。さらに、人名に使える漢字を新たに488字追加。

「常用漢字表」「人名用漢字表」から選択。

平成22年11月
常用漢字に196字を追加。(うち130字は人名用漢字より昇格)

「常用漢字表」「人名用漢字表」から選択。

補足.

昭和23年1月以降に人名使用に認められていた漢字で、途中で認められなくなった漢字は、次の2点だけです。
(1) 昭和56年に削除された8漢字。削除されたのは、
    「『遠』の異体字(しんにゅうの点が2つあるもの) 」と、
    「線の向きが非標準の異体字7つ」で、いずれもパソコンでは出せない
  漢字です。
(2) 平成22年に常用漢字から削除された漢字。(5字)
   すべて挙げると、「勺」「錘」「銑」「脹」「匁」。

つまり、パソコンで出せる漢字で、かつ、現在の常用漢字表・人名用漢字表にない漢字は、昭和23年から現在までずっと名前漢字に使えない漢字です。
【例外】「勺」「錘」「銑」「脹」「匁」は平成22年まで使用できた。

よって、『澤・濱・齋・邊・邉・藪・鹽・g・渕・嶌・』という漢字は、昭和23年から現在までずっと赤ちゃんの名前や帰化者の苗字に使えない状態であるということになります。

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